Archive for the ‘2.デザイン’ Category

TL-010

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TL-010

昔は無かったアットランダムな配置と向き、一見バラバラな用ですが、新しい感覚です。

バーチカル・アーチ等のトラディショナルな感覚から離れ、日本独自のデザインと言へます。

イニシャルを大きく、そして大きく傾けることで、より目立ち新鮮さをアピールできます。

完全なアナログ作業なので、2度と同じものは作れません[笑]

ここで使用してるフォントは[F-038]でかなり変わったフォントです。

オーソドックスなフォント(サンプル#3)でも文字がハッキリと判り易いと思います。

他にもやや変わった形のフォントが向いていると思いますが、シンプルで文字の線幅の太いフォントが良いでしょう。フォントはフォントでご覧下さい。

フォントやカラーが違うもの、文字数が多いもの等のサンプルは下でご覧下さい。画像をクリックすると大きくなります。

サンプル#1はサックス(水色)の淵に細いネービーのラインが入ってます。これでサックスが締まって見えるわけです。

#4は影がブラックになって、オレンジを引き立ててます。

こんなことが出来るのは昇華プリントだからこそです。


TL-009

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フィラデルフィアが使用していたチーム・ロゴです。ファイナルへ出た頃は人気のあったデザインでしたね。

マーキング技術の進化によって、文字だけじゃなく、イラストも入れられようになったわけです。

ご本家は文字が垂直なのですが、このように傾ける(イタリック体)とスピード感が出ます。

星とボールを繋ぐ曲線の色はチームカラーリング以外でもOKですが、関係の無い色ではいけません。レッドを使っているのはボールを火の球に見立てたからです。

↓のサンプル、#1は濃いグリーンにしたので、イメージが変わります、特に曲線をシルバーにしたので落ち着いた強そうなイメージになりました。

#2のように筆記体にしても面白いですね。

#3のように2段重ねも出来ます。その時はイニシャルの位置を少し高く上げます。

#4はご本家と同じように垂直にしました。文字数が多いバージョンです。


TL-008

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一番古い文字の並べ方です。単に「アーチ」と言はれます。
円弧上に線に沿って放射状に並べます。デザインと言ふにはおこがましい感じすらします[笑]
でもこのようなシンプルなものほど高いデザイン性を求められます。
ここでは文字と文字の間隔が大事になります。パソコンで打ち出されたままにすると、「HON」の間隔が狭く見え、逆に「NAN」は広く見えます。それを調整するのがデザイナーの役目です。
↓のサンプルを見てもらえば判るとおり、殆どのフォントに合います。
#4の様に文字数が多くてもOK!
#5はユニフォームでは番号を囲むように半円にすることも有ります。

 


TL-007

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基本中の基本のレタリングです。

筆記体は一直線で傾斜をつけ、右端の文字から「テイル」と呼ばれる帯を付けることが多いですね。

「ネービー×レッド」のカラーリングはお互いが強い色のため、間にホワイトを置くと、お互いの色が目立ちます。これは赤の右下にブラックでシェードを付けました、これで立体感が出てきます。

↓のサンプル#1はレッドに縁をつけました。こうするとレッドが強調されます。水平にするとイメージも少し変わります。

#2 単純にカラーリングを変えました。オールドゴールドは明るい色彩なので黒で縁取りすることで文字がハッキリ見えます。軽くハイライトを入れました。これ等は昇華プリントならではの技法です。

#3 フォントを変えました、シェードも左上に掛けることで立体感が増します。

#4 少ない文字数を想定しました。こんなフォントでも出来ます。傾斜をつけても問題ありません。

#5 スポーツで筆記体と言ったらこのこの「ブラッシュ・スクリプト体」が基本です。でも最近少なくなって残念です。シェード部分にハイライトを入れました。


キャラクター①

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チームTシャツをデザインするときキャラクターが入っていると、イメージがグーーーンと良くなります。

そのキャラクター・サンプルです。

あんたかベイビーのキャラクターはユニフォームの色をチームカラーに変更したり、バッシュのラインの色も変更出来ます。

その他のサンプルも、便宜上色づけされているだけで、基本的には好きな色に変更出来ます。

TMシリーズに入っているキャラクターのところに好みのキャラクターを差し替えられます。

徐々に数を増やしてゆきます。

 


TL-006

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基本はバーチカル・アーチだけど、左右の端の文字を大きくしただけじゃなく内側にカールさせたもの。

尚且つ上辺はマッ平。

使用するフォントは「フルブロック体やブロック体のようにカッチリとして隙間の無いもの」が適してます。文字の形に特徴があるフォントは使用しないか、↓のサンプル「フォント色違い変形」のように両端を大きくするだけで内側にカールさせないほうが良いでしょう。

2段にすることも出来ます。


TL-005

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裾が広がっていて、尚且つ下部だけにアーチが掛かっています。

実はこれ、10数年前私が「大和証券Hot Blizzards」チームのために作ったデザインです、今は休部中ですが。

TL-003のバーチカルアーチはありきたり新鮮味が無いことから、裾を広げて見ました。

両脇が高いのは、その間に「DAIWA」と社名を入れていたからです。

ちなみにチーム名は短縮して「ホットブリッツ」と呼ばしてました。

文字数が少ないとスペースが多くなり、この形の面白さが無くなってしまうため、ある程度文字数が多いほうがカッコが付きます。フリーハンド(手書き風)系のフォントは使わない方がよいでしょう。

ゴールド系の色を使う時は「薄くハイライトを入れる」と光沢が感じられますが、極端にすると文字が見づらくなります。


TL-004

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バーチカル・アーチ(TL-003)の変形で両端の文字が大きくなって、少し面白くなります。

このままでも良いし、↓サンプルの右端のように2段にすることも出来ます。フォントのタイプを変えると2段にした効果が出ます。

2 段にする時はサンプルの右端のように下のラインを揃えないようにした方が良いでしょう。上に乗せてもOK。



TL-003

バーチカル・アーチと名前が付けられるほどアメリカンスポーツ・シーンでは一般的で、古くからある一番の王道。30年前ならNBAと言はずカレッジと言はず、殆どがこのバーチカルアーチだった。

一番有名なのはNBAシカゴ・ブルズ、そして漫画スラムダンク「湘北高」のユニフォーム。

左の見本のように「フルブロック体」がピッタリです、その上で赤の地に黒の縁取りは基本ですね[笑]

このバーチカル・アーチから派生したレタリングは多い。

ブルズと湘北のイメージが強すぎるのでシンプルに縁取りだけにしたが、シェード(陰)をつけると立体的に見えてカッコ良い。更にボカシにすれば、これは昇華ならではの手法となる。



030まではオーソドックスなフォントでしたが、一寸ファニーだったり、ヒップホップ調だったり、新しい感覚だったり、変わったフォント達です。

038以外は真っ直ぐですが、イタリック(斜め)にすることは可能です。

032、033、034、036は大文字ノミです。